MOANAさんが追いもとめる碧い海 S17大活躍 - 新艇中古艇・マリンエンジン販売フィッシングボートプロショップロッキーマリン

MOANAさんが追い求めた碧い海

釣りと共に育った少年

子どもの頃から、釣りが大好きだった。
休日になると、お父さんと一緒に海へ向かい、竿を握るのが何よりの楽しみだった少年。

成長とともに、その“好き”は自然に広がっていく。
行ける場所が増え、できることが増え、海との距離がどんどん近くなるのは必然だった。

SUP（スタンドアップパドルボード）やシーカヤックから始まった海遊びは、
やがて“もう一歩先へ進みたい”という気持ちに姿を変えていく。

だからこそ、小型船舶免許1級を取ったのも、ごく自然な流れだったのだと思う。

貸しボートやレンタル艇で楽しむ日々から、
さらに“自分の海”を求めてステップアップしたきっかけは、
地元の仲間が岩港に駐艇していた——そのご縁だった。

海で育まれた感覚。

挑戦したい釣りも、今まで楽しんできた釣りも、どんなジャンルも楽しみたい。

お父さんとの海釣りも、SUPやカヤックで苦労した釣りも、今のMOANAさんを育て上げた自然との語らい。

そんなふうに海を楽しんできたMOANAさん、S17は、決して大きな船ではないけれど、今までの釣りより大きな一歩を踏み出すことができる。

これまでSUPやカヤックで体に刻み込んできた海との対話が、
S17ではさらに自由に、さらに安全に広がっていく。

「船長の自分も、仲間も、安心して海を楽しめるように。」

その想いから、MOANAさんと一緒に
ひとつひとつ必要な艤装を選んでいきました。

おのずと内容は決まっていきます。

もはやS17には必須オプションといってもいい艤装品たちをセレクトしていきました。

“派手さよりも実用性”、
“盛るよりも、ちゃんと使える”。

そして出来上がったのが、
S17という船体を最大限に生かす、MOANAスタイルの艤装プランです。

まだ完成じゃない

釣りの快適性を最大化するフィッシングギア

ロッドホルダー
　釣りの導線がスッと整う。S17のデッキがより広く感じる装備。
ホンデックス GPS魚探 HE-1011 ＋ 600W振動子

SUP時代から大きくグレードアップ。
今回はトランサムにスキマー型を装着していますが、
600Wゆえの“限界”も見えてきました。

これは、次のステップへ進むために必要な課題がはっきりしたという意味でも、とても実りある選択。
MOANAさんの“進化の途中”を感じさせるポイントです。

「ボクの友人で、ほんとに釣り好きがいるんですよ。
免許も1級持ってて、SUPやカヌーで釣りしてるんだけど、
ボートが欲しいって言ってるんで、こんどご紹介しますよ。」

岩港に置いてあるボストンホエラー250アウトレージ “Michael” のオーナーさんが、
そんなふうに紹介してくれたのが、MOANAさんでした。

初めてお会いした時の印象は、「慎重でありながら、海を満喫する術をすでに体得している人」。

怖さも楽しさも、そして海がくれる豊かさも、
理屈ではなく本能でキャッチしている——そんな感覚を持った方でした。

手前船頭として自分で操船しながら釣りをすることもできるし、
遊漁船に乗って大物狙いも楽しんでおられる。
小物から大物まで幅広く挑戦するスタイルは、すでに“海のひと”そのもの。

「釣らせてもらう」よりも、「自分で探して、自分で開拓する」釣りを楽しむ人。

そんなMOANAさんのスタイルに合わせて、
シンプルな17ftの艇体に“必要で、無駄のない”艤装プランを組み立てていきました。

海で育った永遠の少年が選んだS17とその艤装

MOANAさんは、SUPやカヤックで海に出ていたころ、大きな引き波に巻かれてヒヤッとした経験もしてきました。
身体ひとつで海と向き合う中で知った“海の怖さ”。
でも同じくらいに、いや、それ以上に“海の楽しさ”も知っている。

だからこそ波の読み方も、風の機嫌も、そして「無理をしない勇気」も自然と身についた。

海で育った永遠の少年は、海に甘えすぎることも、過信することもありません。

そんなMOANAさんが選んだのが、S17という新しい相棒。

SUP時代の不自由さも、
カヤックで感じた危うさも、
お父さんとの海釣りで育まれた時間も、
すべてが今へとつながる大切な経験値。

そしてこれからは――
S17と一緒に、
もっと遠くへ。
もっと安全に。
もっと自由に、もっと楽しく。

MOANAさんの碧い海は、これからも確かに、しずかに、広がっていきます。